凍結保管継続・廃棄のお手続き

重要なお知らせ

<2024/7/2更新>
令和6年6月の診療報酬改定に伴いお手続きの方法が一部変更になりました。
・胚凍結保存維持管理料の年数制限が撤廃になりました。
・精子凍結保存管理料の新設に伴い、医学的要因による精子凍結保存の保険更新が可能になりました。

<2024/3/26更新>
保険診療外(自費)の更新手続きは、保険での更新手続きと同様に1年間といたします。
6ヶ月間の保管は2024年5月末をもって終了させていただきます。

お預かりしている凍結精子・卵子・受精卵(胚)・胚培養液の凍結保存期間は1年です。
受精卵(胚)、卵子、胚培養液は奥様、凍結精子は旦那様の名義でそれぞれ更新手続きを行います。
凍結更新もしくは廃棄に関する手続きは患者様がご自身で責任をもって行っていただく必要があります(当院から保管継続を依頼することはありません)。

注意事項:必ずお読みください。 受付期間内に保管継続のお手続き又は廃棄のお手続きをしていただけない方がいらっしゃいます。
その場合、ご本人様にいかなる事情がありましても当院では保管の継続は困難であるため、
保管継続のご意思がないものとみなし、廃棄の手続きをすすめさせていただくことになります。
そのため、保管継続または廃棄についてのご意向を、受付期間内に必ず明確にしてください。

01

患者様ご自身で保管期限をご確認ください。

凍結開始の際にお渡しする「体外受精報告書」や「精子凍結報告書」に保管期限が明記されていますのでご確認ください。
複数回採卵をして凍結した場合は、最後に凍結をした採卵時の報告書に記載されています。
2回目以降の更新の方は、前回の継続同意書に保管期限が記載されています。

現在、当院からはアットリンク予約システムの登録アドレスに
保管期限の約1ヶ月前に「保管期日のお知らせ」メールのみ配信しています。
ご自身の責任で、受信可能なアドレスを登録してください。


アットリンクアプリをインストールされている方は、クリニックからのメッセージがアプリ内の「メッセージ履歴」でご確認いただけます。

※メール以外でのお知らせは行っておりません、また、メールの再送はいたしませんのでご注意ください。
※当院からのメール配信はあくまでも付加サービスのため、アドレス登録がない、
 アドレスが無効で配信されない、メールを確認できない、等について、当院に責任はありません。
  保管期限をお知らせする義務は当院にはありません。
※メール配信に伴い、2024年6月更新月の方から手紙の郵送は終了しております。

02

本ページの手続き部分をご確認いただき、更新または廃棄のお手続きをしてください。

下記の事由に該当する方は更新のお手続きはできませんので、廃棄のお手続きをしてください。

  • ご夫婦またはご夫婦の一方から廃棄の申し出があった場合
  • ご夫婦が離婚した場合
  • ご夫婦またはご夫婦の一方が死亡した場合
  • 奥様が子宮を失うなど、凍結配偶子・受精卵を利用できない事態が生じた場合
  • 凍結日から10年(原則)が経過した場合
  • 更新期日までに保管料が支払われなかった場合
  • 生殖年齢を超えたため、ご夫婦が治療を終了すると決定された場合
03

ご不明な点は、「凍結更新お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。

本ページの内容をご確認していただいた上でご不明な点がありましたら、必要事項をご入力の上、フォームを送信してください。3営業日以内にご回答いたします。
お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。

01

更新手続きを保険診療(保険)で行うか、保険診療外(自費)で行うかについて

2022年4月1日以降に保険で採卵し凍結を始めた受精卵(胚)および
保険で凍結を始めた精子(精巣内精子採取術によって得られた精巣内精子又は高度乏精子症患者における射出精子の場合に限る)について

凍結保存を開始した日から1年を経過し、患者及びそのパートナーが不妊治療を引き続き実施する意向があり、かつ胚/精子の凍結を継続をする場合に保険での対応が可能です。
2022年4月1日より前に保険外の診療として凍結保存された胚/精子については、保険診療に移行できる場合があります。

ご注意ください
以下にひとつでも該当する方(ご夫婦)は保険が適用されません、保険診療外(自費)となります。
・女性(妻)の年齢が43歳以上である
・胚移植の回数制限を超えた場合(※出産により回数はリセットされます)
・2022年4月1日以降に保険診療外(自費)で凍結をした胚である
・保険診療外(自費)で凍結をした卵子である
・精巣内精子又は高度乏精子症患者における射出精子ではない精子である(患者都合による精子凍結)

02

保険で更新手続きをする場合の手順

ご自身が保険の適用になるかを必ず確認してから手続きにお進みください。
凍結保存を開始した日から1年を経過し、治療のために来院した場合に胚凍結保存維持管理料や精子凍結保存維持管理料をお支払いいただきます。
ただし、凍結開始から1年経過後に来院されない場合は、1年経過後から2年経過後までの間については、「妊娠等により不妊治療に係る治療が中断されている場合であって、患者及びそのパートナーの希望により、凍結保存及び必要な医学管理を継続する場合」に該当することになり、その分の費用については患家の負担(保険診療外:自費)となります。

(A)現在通院中(治療中)の方(タップして開く)

治療計画を作成する必要があります。
診察時に更新手続きをする旨をお申し出ください。

(B)現在通院(治療)を中断している方(タップして開く)

①現在の保管期限から3ヶ月以内に治療再開をお考えの方
診察にお越しください。
胚移植の治療計画を立ててから保険で更新を行います。(※治療計画より前に凍結更新はできません)

<治療再開時の予約方法とながれ>
予約システムアットリンクの「3ヶ月以上受診のない方」を選択して診察の予約をお取りください。
治療再開にあたり、診察、検査等をさせていただきます。
後日、治療計画の作成と凍結更新手続きのためにご夫婦でご来院ください。
なお、検査の結果によってはご希望の時期に治療を再開できないことがありますので、余裕をもってご来院ください。

②治療を再開する意向があるが具体的な予定が決まっていない方
★現在の保管期限から1年間以内に治療再開の予定がない方は
保険診療外(自費)で更新してください。

★現在の保管期限から1年以内に治療をお考えの方は
現在の保管期限の翌日から1ヶ月以内に意向確認書を提出してください。
その後、治療を希望される時に診察にお越しください。(※意向確認書の有効期間は1年間です)
胚移植の治療計画を立ててから保険で更新を行います。(※治療計画より前に凍結更新はできません)
<治療再開時の予約方法とながれ>は上記①をご参照ください。

「意向確認書」ボタンよりダウンロードし、印刷のうえご使用ください。
すべての項目を記載してからご提出ください。
不明な点は事前に問い合わせフォームで確認してください。

<ご提出方法>
診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付にご持参ください(予約は要りません、診察もありません。)。
郵送での提出も可能です(郵送前に意向確認書のコピーを取って保管してください)。

【郵送の場合の送付先】
〒458-0848 名古屋市緑区水広1丁目1715番地
ロイヤルベルクリニック不妊センター 凍結更新手続き係
※郵送中の紛失がご心配な方は、配達証明や書留郵便などをご利用ください。
※送料は患者様のご負担とさせていただきます。

※ご注意ください※
意向確認書の提出がなく来院もない場合は、不妊治療を引き続き実施する意向がなく、
胚/精子の凍結を継続する意思がないと判断し、廃棄の手続きをすすめさせていただきます。
提出期日などの管理は患者様ご自身でお願いいたします。
提出期日を過ぎてもクリニックから連絡をすることはございません。

03

保険診療外(自費)で更新手続きをする場合の手順

①受付期間
保管期限の翌日から1ヶ月以内に手続きをしてください。
受付期間以外の手続きはお受けいたしかねます。保管期日を迎えても、原則としてクリニックから連絡をすることはございません。
保管期日から1ヶ月以内に継続の手続きがされない場合は、胚・精子の凍結を終了し廃棄いたします。

②同意書の提出
下記より該当の同意書をダウンロードし、印刷の上ご使用ください。

診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付にご持参ください(予約は要りません、診察もありません。)。
郵送での提出も可能です(郵送前に同意書のコピーを取って保管してください)。

【郵送の場合の送付先】
〒458-0848 名古屋市緑区水広1丁目1715番地
ロイヤルベルクリニック不妊センター 凍結更新手続き係
※郵送中の紛失がご心配な方は、配達証明や書留郵便などをご利用ください。
※送料は患者様のご負担とさせていただきます。

③保管料の支払い
診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付でお支払いください。銀行振込でのお支払いも可能です。

【保管料】
● 1年間 44,000円(税込)、胚培養液も保存する場合は+11,000円で合計55,000円(税込)

※保管料は、凍結受精卵(胚)・卵子の個数、あるいは凍結精子の本数に関わらずそれぞれ一律です。
※領収書はクリニック受付窓口でのみ発行します。(領収書の郵送は対応しておりません)

【銀行振込の場合の振込先】
十六銀行 稲沢支店(507)
普通預金:1317131
医療法人葵鐘会(イリョウホウジン キショウカイ)
お振り込み者名は、診察券番号下5桁とお名前をご入力ください。

例)06000##### ロイヤルハナコ → ##### ロイヤルハナコ
※振込手数料は患者様のご負担とさせていただきます。

④同意書と保管料をクリニックで確認したら、お手続きは完了です。
所定の手続き完了に関するご連絡はいたしませんので、ご了承ください。

①受付期間
保管期限の翌日から1ヶ月以内に手続きをしてください。
原則として期限を過ぎての手続きはお受け致しかねますのでご注意ください。
受付期間を過ぎて廃棄同意書を提出された場合は、超過分の保管料を自費で請求させていただくことがあります。

②同意書のご記入
下記より、同意書をダウンロードし、印刷のうえご使用ください。

③同意書の提出
診療時間内(午前のみ)に当院不妊センター受付にご持参ください(予約は要りません、診察もありません。)。
意向確認書をご提出された方で、未払いの保管料がある場合は、同意書のご提出と同時に精算をお願いします。
郵送での提出も可能です(郵送前に同意書のコピーを取って保管してください)。

【郵送の場合の送付先】
〒458-0848 名古屋市緑区水広1丁目1715番地
ロイヤルベルクリニック不妊センター 凍結更新手続き係
※郵送中の紛失がご心配な方は、配達証明や書留郵便などをご利用ください。
※送料は患者様のご負担とさせていただきます。

④同意書をクリニックで確認したら、お手続きは完了です。
所定の手続き完了に関するご連絡はいたしませんので、ご了承ください。
廃棄同意書受理後の撤回はお受けしませんので、ご注意ください。

凍結胚培養液とはなんですか? 保管しておいた方がいいですか?

凍結胚培養液とは、受精卵を胚盤胞まで育てた時の培養液上清を一部採取して、-20℃で凍結保存したもので、子宮内膜刺激胚移植法(SEET法)に用います。SEET法は、胚盤胞移植を行う数日前に、凍結胚培養液を融解して子宮内に注入することで、子宮内膜に刺激を与えて着床を促す効果が期待されます。SEET法を行うかどうかは患者様の状況によります。

更新手続きをしたいのですが、保管期限を過ぎても廃棄されませんか?

保険での更新手続きでは、厚生労働省の規定により現在の保管期限を過ぎてからでなければ手続きができないことになっています。このルールに従って、自費での更新手続きも同様としました。

もうすぐ保管期限がきますが近々移植をする予定です。更新手続きは必要ですか?

移植日に保管期限が過ぎていると移植はできません。移植予定日と保管期限が近い場合はご注意ください。

手続きの受付期間中に手続きできませんでした。更新はできますか?

期間中に手続きが行われなかった場合は、保管継続のご意思がないものとみなし、廃棄の処理を順次進めさせていただきます。受付期間中に必ずお手続きをしてください。

保険の更新手続きに夫婦揃って行くことができません、保険で更新はできますか?

厚生労働省の規定により、生殖補助医療の計画の作成にはご夫婦への説明と同意を得る必要があります。ご夫婦の状況を伺いますのでお電話でお問い合わせください。
【お問い合わせ先】 不妊センター代表 052-879-6673(診療時間内におかけください)

海外赴任のため長期不在になる可能性があります。更新はできますか?

患者様の状況によるためお電話でお問い合わせください。
【お問い合わせ先】 培養室直通 052-893-8553(月~土(日祝を除く)13-17時におかけください)

凍結受精卵(胚)の保管を継続するかどうか迷っています。相談はできますか?

カウンセリングにてお話をお伺いします。ご相談されたい方は予約システムアットリンクにて「カウンセリング」のご予約をお取りください。

今後治療は行うつもりはありませんが、凍結受精卵(胚)の廃棄には抵抗があるため決断できません。

カウンセリングにてお話をお伺いします。当院ではメモリアル廃棄(供養)を行うことができます。ご相談されたい方は予約システムアットリンクにて「カウンセリング」のご予約をお取りください。

お問い合わせ

本ページの内容をご確認していただいた上でご不明な点がありましたら、「凍結更新お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
必要事項をご入力の上、フォームを送信してください。3営業日以内にご回答いたします。
お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。